提示された給料は金額だけじゃなくて何が含まれているかまで確認する
収入にこだわるなら基本給ばかりでなく各種手当にも目を向けよう
仕事を探しの際には、働き始めてから待遇面で不満が出ないよう、提示された給料の金額だけではなく勤勉手当や特殊業務手当、住居手当など何が含まれているのかしっかりと確認することが重要となります。特に、収入にこだわって新しい職場でを見つけたい人は、給料全体のうち各種手当が占める割合に目を向けることがおすすめです。たとえば、数ある企業の中でも、特別な資格や免許が必要とされているところや、年間を通して人材が不足しているところでは、経験者を確保する目的で手当の金額が高めに設定される傾向が見られます。また、実力主義の評価制度を採用している企業であれば、年齢が若い人であっても、一定の経験や能力などの条件に達してさえいれば、勤務開始後すぐに高収入を得ることも可能です。

年数回のボーナスの支給実績がある企業の求人を優先的にチェック
定年まで安定した生活を送りたい人は、就職活動中に年数回のボーナスの支給実績がある企業の求人を優先的にチェックすることが大切です。一般的に、正社員の人数が多く、終身雇用制を採用している企業の中には、月々の基本給が低く抑えられていても、経営状態や日々の勤務成績に応じて夏と冬に数十万円から百万円ほどのボーナスを受け取れるところが少なくありません。また、大手企業をはじめとして、管理職や中堅社員の離職率低下を目指すため、勤続年数や役職に応じてボーナスの支給額をアップしたり、ボーナスの支給回数自体を見直したりしているところも増えています。そこで、求職中に志望業界の求人票に目を通して、複数の企業のボーナスの事情を把握することがポイントです。